おかあさんといっしょ『パント!』全種類一覧とりさお姉さんの現在
NHK Eテレの国民的幼児番組『おかあさんといっしょ』で、2012年から2019年までの7年間にわたり多くの子どもたちと親世代を虜にした大人気コーナー「パント!」。パントマイムの動きを取り入れた斬新な身体表現と、抜群の表現力でスタジオを包み込んだ「りさお姉さん」こと上原りささんの笑顔は、今なお色あせない思い出として語り継がれています。
子どもが思わず画面の前で真似をしたくなる演目の数々やキャッチーなテーマソング、そして体操コーナーの歴史を塗り替えたコーナー移行劇など、「パント!」には多くの魅力が詰まっていました。本記事では、全演目の詳細から楽曲の秘密、卒業の舞台裏、さらに2026年現在の上原りささんの活躍やプライベートの話題まで余すところなくお届けします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:2012年〜2019年に放送された「パント!」は風船・傘・タオルなど全10種以上の演目で子どもの想像力を育んだ人気コーナー
- 要点2:身体表現のお姉さん枠の集大成であり、卒業後は『からだ☆ダンダン』へと受け継がれ番組の歴史を大きく前進させた
- 要点3:上原りささんは現在も舞台・テレビ・YouTubeなどで幅広く活躍中で、結婚の噂の真相とともに今も高い好感度を維持している
【放送期間7年】『パント!』が子どもたちを魅了し続けた理由と誕生秘話
「パント!」は、2012年4月2日から2019年3月30日までの7年間にわたって放送された身体表現コーナーです。担当したのは、洗足学園音楽大学ミュージカルコース出身で高い身体能力と歌唱力を併せ持つ第5代「身体表現のお姉さん」上原りささんでした。
このコーナーの画期的な点は、「目に見えないものを、想像力を使って目の前に出現させる」というパントマイムの手法を幼児向け番組に本格導入したことです。スタジオの一般参加の幼児と1対1で向き合い、お姉さんが優しくリードしながら見えないロープを引っ張ったり、見えない風船を膨らませたりする姿は、視聴者の子どもたちにも「自分にも見えている」という強い没入感を与えました。
本番で緊張して動けなくなってしまう子どもに対しても、上原りささんは臨機応変に温かいアドリブでフォローを重ね、スタジオには常に自然な笑顔が溢れていました。この抜群の包容力と確かな表現技術こそが、7年間という長期にわたり絶大な支持を集めた最大の要因です。
【全演目まとめ】風船から傘・タオルまで!『パント!』全種類一覧と名シーン
「パント!」では、子どもの身近にある日用品やシチュエーションを題材にした多彩な演目が披露されました。日替わりで登場するバリエーションはどれも秀逸で、それぞれの演目に合わせた細やかな仕草が見どころでした。
【『パント!』の主な演目一覧】
- 風船:最も象徴的な定番演目。見えない空気入れで風船を膨らませ、空へ飛んでいかないようにしっかり掴んでフワフワと浮き上がる動きが秀逸。
- タオル:朝起きて顔を洗い、タオルで顔を拭いてからきれいに畳むまでの一連の流れをリズミカルに表現。
- 傘:雨が降ってきた空を見上げ、傘をパッと開いて雨宿り。水たまりをジャンプして避ける軽快なステップが特徴。
- バナナ:見えないバナナの皮を1本ずつ丁寧にむき、美味しそうに頬張るコミカルな演目。
- ボール:見えないボールをドリブルしたり、お姉さんと子どもでパスを出し合ったりする息の合った掛け合いが人気。
- ロープ:綱引きのように「よいしょ、よいしょ」と全力で引っ張り合うダイナミックな力比べ。
- ロボット:背中のぜんまいを巻くとカクカクと動き出し、ネジが切れると止まるユーモラスな動き。
- 扉(ドア):見えない壁やドアノブを探し当て、鍵を開けて向こう側へ進むパントマイムの王道技。
- 雪:雪玉を丸めて大きくし、雪合戦のように投げる冬期限定の人気演目。
- ケーキ:生クリームを塗り、イチゴをトッピングして最後にロウソクを吹き消すお祝い感たっぷりの演目。
- 箱:空間に見えない立方体の箱を触って輪郭を確かめる、本格的なマイム技術が光る演目。
中でも「パント風船」と「パント傘」、「パントタオル」は放送頻度も高く、子どもたちが日常生活の中で自然と真似をして遊ぶ定番のアクションとして定着しました。
「パント!の歌」と独特のリズム|身体表現を引き出す楽曲の仕掛け
コーナーの冒頭で流れる印象的なイントロと、上原りささんの「パント〜!」という澄んだコールは、番組のスイッチを入れる合図でした。
「パント! パント! パパパ パパパ パント!」というリズミカルなフレーズで始まるテーマ曲は、作詞がスタッフ有志、作曲は数々のアニメや子ども番組の劇伴を手掛ける名匠・栗原正己氏が担当しました。無駄な音を削ぎ落としたシンプルかつ跳ねるようなパーカッションとベースラインが、子どもたちの身体を自然と動かす仕掛けになっています。
演目の最中にはあえて派手なメロディを鳴らさず、息づかいやオノマトペ(「シュッ、シュッ」「パッ」「ビヨ〜ン」など)を際立たせる音響設計が施されていました。この緻密な演出が、パントマイムという視覚的な表現をよりリアルに、そして親しみやすいものへと昇華させていたのです。
いとうまゆの『ゴッチャ!』から『からだダンダン』へ|歴代コーナーの変遷
『おかあさんといっしょ』の歴代身体表現コーナーの歴史を振り返ると、「パント!」は極めて重要な転換点に位置しています。
上原りささんの前任である第4代身体表現のお姉さん・いとうまゆさんが担当した『ゴッチャ!』(2005年〜2012年)は、動物のポーズやダイナミックなステップを取り入れたリズミカルなダンスが主体でした。これに対し、「パント!」は静と動のコントラストや細やかな指先の動き、見立て遊びの面白さを追求したコーナーとして差別化を図りました。
そして2019年3月、上原りささんの卒業を機に「身体表現のお姉さん」という単独の枠組みは発展的解消を遂げます。新たに「体操のお姉さん」として秋元杏月さんが就任し、小林よしひささんの後を継いだ福尾誠さん(後に佐久本和夢さんへ交代)とともに、新体操コーナー『からだ☆ダンダン』へと統合されました。
『ハイ・ポーズ』(馮智英さん)から始まった身体表現の歴史は、『ゴッチャ!』『パント!』を経て、現在のダブル体操体制へと受け継がれています。
りさお姉さんの卒業理由と裏話|よしお兄さんと駆け抜けた黄金期
2019年3月、上原りささんは第11代体操のお兄さん・小林よしひささんと同時に番組を卒業しました。体操コンビの同時卒業は異例であり、当時のEテレ視聴者の間には大きな衝撃と「よしりさロス」が広がりました。
パント卒業の主な理由は、7年間という十分な任期を務め上げたことによる円満な世代交代です。上原さんは大学在学中の2012年にオーディションに合格し、学業と収録を両立させながら20代の青春のすべてを番組に捧げてきました。番組のリニューアル構想と自身のキャリアの節目が重なったベストなタイミングでの旅立ちでした。
卒業会見で上原さんは「子どもたちと過ごした時間はかけがえのない宝物」と涙ながらに語り、14年間務めた小林よしひささんと固い絆を見せました。2人が築いた安定感抜群のスタジオワークは、今も歴代屈指の黄金期として語り継がれています。
【2026年最新】上原りさの現在の活動と結婚の噂の真相
卒業後の上原りささんは、大手芸能事務所のホリプロに所属し、持ち前の明るいキャラクターと高い歌唱力を生かしてマルチな活躍を続けています。
【現在の主な活動内容】
- ミュージカル・舞台出演:本格的なミュージカル公演や音楽劇に出演し、大学時代に培った実力を遺憾なく発揮。
- 子ども向けファミリーコンサート:全国各地で開催されるキッズイベントやオーケストラコンサートでMC・歌唱を担当。
- テレビ・バラエティ番組:明るく飾らないトークでバラエティ番組や情報番組に多数ゲスト出演。
- YouTube・SNS発信:公式チャンネルやSNSを通じて、ダンス動画や日々の活動、ファンとの交流を積極的に展開。
ネット上で定期的に浮上する上原りささんの結婚の噂について調査したところ、2026年現在において公式な婚姻の発表は行われておらず、独身として仕事に邁進されています。番組内で見せた抜群の包容力や家庭的なイメージ、また共演者との仲の良さから「すでに結婚しているのでは?」と検索するファンが多いことが噂の背景にあります。
30代を迎えてますます表現力に深みが増し、舞台女優としてもタレントとしても確固たる地位を築いています。
【おかあさんといっしょ『パント!』】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:『パント!』のDVDや動画配信は今でも見られますか?
A1:NHKエンタープライズから発売された『「おかあさんといっしょ」パント! スペシャル 〜すうじのうた・あ・い・う・え・おにぎり〜』などのDVDで視聴可能です。また、NHKオンデマンドや各種動画配信サービスのアーカイブ配信でも過去のスペシャル回などが定期的にラインナップされています。
Q2:りさお姉さんは現役時代、歌のお姉さんと同じくらい歌っていたのはなぜですか?
A2:上原りささんは洗足学園音楽大学のミュージカルコース出身であり、非常に高い歌唱技術を持っていたためです。身体表現のお姉さんでありながら、ファミリーコンサートや月の歌のクリップでも見事な歌声を披露する機会が多くありました。
Q3:パントマイムの指導は誰が行っていたのですか?
A3:日本を代表するパントマイムアーティストであるK助氏(マイム俳優)らが所作の指導や演出の監修に関わっており、幼児向けでありながらプロのマイム技術がしっかりと組み込まれていました。
まとめ:時代を超えて愛される『パント!』とりさお姉さんのこれから
『おかあさんといっしょ』の歴史において、子どもたちの純粋なイマジネーションを最大限に引き出した『パント!』は、まさに唯一無二の名コーナーでした。目に見えないものを一緒に感じ取り、笑顔を共有したあの時間は、当時番組を見ていた子どもたちと親にとってかけがえのない記憶となっています。
身体表現のお姉さんという枠を超え、表現者として進化を続ける上原りささん。子どもたちへの温かいまなざしをそのままに、舞台やメディアで輝き続ける彼女の今後のステップに、引き続き熱い注目が集まります。 (出典: おかあさん と いっしょ パント(Yahoo!ニュース))